過去ログ - 京太郎「修羅場ラヴァーズ」 淡「あーいらーぶゆー」
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126: ◆fUP.t6E/JbsR[saga]
2014/11/06(木) 23:31:29.80 ID:gwBO+GzvO
カピバラを飼える環境を整えるだけの余裕を持った家。

できるだけカピーと離れたくない、京太郎の希望。


――命の恩人の頼みだ。それぐらい、お安い御用ってもんさ。


確かに、ここは全ての条件を満たしている。

かかか、と豪快に笑う智葉の祖父は、京太郎と智葉の懇願を快く受け入れた。


「ありがとうございます……何と言ったら良いか……」

「気にしなくていい。お前の人徳だ……だが」



「私たちにここまでさせたんだ。出来るだけ、会いに来いよ」



「はいっ!」


例えこの屋敷がその手の道の人が暮らす住居だとしても、またカピーと会えるならどうってことはない。

むしろ、今までよりずっとこの屋敷に訪れる機会は増えるだろう。

無邪気に喜ぶ京太郎の姿を見て、智葉は満足気に微笑んだ。


「あぁ……そうさ」


『家族』は。

何よりも、大事なのだから。


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