過去ログ - 京太郎「修羅場ラヴァーズ」 淡「あーいらーぶゆー」
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500: ◆fUP.t6E/JbsR[saga]
2014/11/10(月) 02:19:46.60 ID:yOMDURU2O
ドスを喉元に突き付けられたような感覚。

冷たい汗が背中を伝う。

智葉の意図が掴めないが――なあなあで済ませることは、許されない雰囲気だ。


「え、えっと……」

「……」

「こ、こっち……ですかね」


嘘、ではない。

日本人の舌には、智葉の粥の方が合っていたから。


「そうか……それは、良かった」


心の底から安心した、そんな風な安堵のため息を零す智葉。

何をそこまで追い詰めていたのかは知らないが、正直に答えたのは良かったようだ。


「ああ、そうだ……京太郎。一つ、朗報がある」

「はい?」

「カピーを飼う為の施設の工事が、終わったようだ」

「おお!」

「明日の部活の後にでも――うちに、来てくれないか?」

「はい!」


久しぶりに、カピーに会える。

病は気からと言うのなら、この気持ちを考えれば明日には完全に治っていることだろう。


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