過去ログ - 京太郎「修羅場ラヴァーズ」 淡「あーいらーぶゆー」
1- 20
863: ◆fUP.t6E/JbsR[saga]
2014/11/13(木) 21:38:39.29 ID:xMjzn/x0O
「まー……やるしかないんじゃない? 言っちゃったわけだし」

「え、うん……そうなんだけどさ……」


義姉が不安に思うのも無理はない。

由暉子が自動卓を寄贈してくれるまで碌な活動をしてこなかったのは事実だ。

加えて、成香はそれまで麻雀のルールも知らなかったわけだし。

爽や由暉子は文句無しに強いが、誓子や揺杏は全国大会が舞台となると――正直、厳しいものがあるだろう。


「まだ時間はあるわけだしさ、頑張ろうよ」

「う、うん……!」


だが、言ったものは取り消せないし、悩んでも先には進めない。

月並みな言葉だが、今できることは励ますことしかない。

それに――由暉子なら、負けたらどうしようと悩むよりも、どうすれば勝てるかと考えるはずだ。


「で、でさ……」


チラチラ向けられる義姉の視線。

その眼差しが期待するものは、一つしかない。


「はいはい」


仕方ないな、と苦笑して。


「はぁ……あっ♪」


京太郎は、揺杏を両腕で目一杯に抱き締めた。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
1002Res/224.90 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice