過去ログ - 【俺ガイル】八幡レンタル -SS速報VIP

過去ログ - 【俺ガイル】八幡レンタル

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2: ◆6P8FCEdPfw[saga]
2014/11/06(木) 20:30:31.41 ID:bYjywdFD0
～駅前　雑踏～

八幡「ん、あれ陽乃さんじゃね？」

3: ◆6P8FCEdPfw[saga]
2014/11/06(木) 20:32:26.89 ID:bYjywdFD0
男Ａ「ほらほら、陽乃ちゃん」ｶﾞｼｯ

陽乃「ちょ、何するんですか」

男Ｂ「一緒に行けばそのうち楽しくなるからさー」

4: ◆6P8FCEdPfw[saga]
2014/11/06(木) 20:34:45.22 ID:bYjywdFD0
俺はごく自然に彼らに近づき、朗らかな笑顔を作って声をかけた。

八幡「あ、雪ノ下さーん。ここんなとこにいたんですね、ささ探しましたよー。
ほ、ほら、予約した映画、もう始まっちゃいますから行きますよ。
すいませんね、皆さん。急がないと映画始まっちゃいますんでー」

以下略

5: ◆6P8FCEdPfw[saga]
2014/11/06(木) 20:36:09.04 ID:bYjywdFD0
ホワイ？

何その反応。

え、ここって話合わせてそのまま脱出ってシーンでしょーが。

以下略

6: ◆6P8FCEdPfw[saga]
2014/11/06(木) 20:37:39.42 ID:bYjywdFD0
男Ａ「ぷっ、……はぁっはっはっは」

まぁ、笑いたくもなるよな。

俺も立場が逆だったら、笑いすぎて、頭から後ろに倒れて、部下に起こしてもらうまである。

以下略

7: ◆6P8FCEdPfw[saga　sage]
2014/11/06(木) 20:40:08.59 ID:bYjywdFD0
男の一人に乱暴に突き飛ばされ、たまらず地面に転ぶ。

ちょー恥ずかしー。

何これ、今すぐ泣いて逃げたいんですけど。

以下略

8: ◆6P8FCEdPfw[saga　sage]
2014/11/06(木) 20:42:07.06 ID:bYjywdFD0
男Ａ「！？……あ痛、いだだだだだ」

陽乃さんの腕を掴んでいた男Aが突如として悲鳴を上げる。

男Ｂ「お、おい。どうした」

以下略

9: ◆6P8FCEdPfw[saga]
2014/11/06(木) 20:43:50.07 ID:bYjywdFD0
男Ｃ「な、何言って……。なめんな！ちくしょ……」

体面も何もかなぐり捨てて、男Cは体格差のままに組み伏せようと陽乃さんに迫る。

しかし、掴みかかった男の腕は空を掴み、その体は宙を舞った。

以下略

10: ◆6P8FCEdPfw[saga]
2014/11/06(木) 20:45:03.15 ID:bYjywdFD0
しばらくの間、やぁやぁと歓声に応えていた陽乃さんだったが、こちらに近寄ってくると

陽乃「ふぅ……。立てる、比企谷君？」

穏やかな笑顔を崩さないまま、こちらに手を伸ばす。

以下略

11: ◆6P8FCEdPfw[saga]
2014/11/06(木) 20:46:57.79 ID:bYjywdFD0
～駅前の喫茶店　店内～

陽乃「どうしたの～。ほら、お礼なんだから、食べて食べて」

以下略

12: ◆6P8FCEdPfw[saga]
2014/11/06(木) 20:48:06.07 ID:bYjywdFD0
八幡「……いいですけどね。結局、何もしてないですし」

俺は陽乃さんの顔から視線を外し、ぶっきらぼうに言い捨てた。

正確には何も出来なかったのだ。

以下略

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