11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/11/07(金) 21:31:01.91 ID:q7gxAmtgo
「それが本当なら、そんなに小さな敵にどうして軍が負けるんですか?」
「そこが重要なんだ。実はな、恐ろしいことに彼らに現代兵器は通用しないんだよ」
「彼らの正体をはっきりとわかっているものは少ない、だから多くの国が彼らに現代兵器を持って対抗しようとした」
「でもそれでは何の意味もなかった、幾多の銃弾を浴びせても彼らはほとんど傷を負わなかった」
そんな、それじゃあ深海棲艦は無敵なの?
だったらもう、この海は……恐ろしい想像に、気付いたら体が震えていました
相変わらず俯く私に、妖精さんが優しく声をかけてくれます
「だいじょーぶ!その為に私たちがいるんだよっ!」
「とりあえず羅針盤回す?えいえいえーいっ!」
「はいストップ、もうちょっと空気読んでね?」
「この話長くなりそうだから寝るー」
それぞれが慰めているのかわからないような言葉をかけてくれます
あまりに不揃いなものですから、思わずくすりと笑みが漏れました
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