過去ログ - 吹雪「迎えを待っていたんです」
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15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/11/07(金) 21:40:43.20 ID:q7gxAmtgo
この町は本当に辺鄙な田舎で、通りかかる人なんてそういません

車も走っていないようなところですから、お昼でもとても静か

のどかな風景と海の見える景色が一体となった落ち着いた場所なんです


だからでしょう、こんなにも沈黙が痛々しいのは

軍人さんのお誘いへの私の返事は、無言でした

真剣な表情から繰り出される珍妙な言葉は見事私の胸を射止めることなく地面へ落ちます

そのまま私の何を言ってるんだこいつは、という視線を一身に受けた軍人さんは

急激に顔がカーッと赤くなってぶつくさと何かを言っています


その様子があんまりに可笑しくって、目上の方に向かって失礼だとは思いますが

なんだか可愛い人だなぁ、と私は思ってしまいました


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