過去ログ - 吹雪「迎えを待っていたんです」
1- 20
35:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/11/10(月) 11:01:15.39 ID:Mqjc4JSzo
それらを知っていてなお海を見据える軍人さんはどう思っているのでしょうか

どうして彼らと戦えるのか、それが少し気になりました


「軍人さんは、どうしてそんなに悔しそうな顔をしているんですか?」


「そんな顔をしたつもりはなかったが……そうか、顔に漏れてたか」


軍人さんが自分の顔を一度撫でてから、無理そうな笑顔を作りました


「なんだ、俺は直接会ってるだろ?そこで全部見たってのに、何も出来なかったからな」


「終わったはずの戦争を続けるなんて悲しいことは止めさせたい、それなのに自分の手では何も出来ない」


「それは今も変わってないんだ、どれだけ修業を積んでも通用するとは思えない」


「だからだな、俺が悔しいのは。俺が一番知ってるのに、俺が一番足手まといだ」


不器用な笑顔でそんな事を言う軍人さんを見ていると、私も悲しい気分になってきました

思わず流れそうになる涙を必死になって押しとどめました

私が泣いてしまうと軍人さんがまた心を痛めてしまいます



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
95Res/69.36 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice