4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/11/07(金) 05:02:21.76 ID:q7gxAmtgo
「こんにちは、お嬢さん。ここはちょっと暑いからそっちのベンチでお話しませんか?」
そう言ってさっきの声の男性が手を差し伸べてくれます
まさか声をかけられるなんて思ってもみなかったのでとても驚きました
ここは田舎ですからそうそう人が通りかかることもありませんし、まして声をかけられるなんて初めて
お話しするのはいいんですが、その前にどうしても聞いておきたいことがあります
「あの、あなたも見えてるんですか?」
「うん?あぁ、見えてるよ。この子たちは僕の友人だから気にしなくても大丈夫だ」
「こんにちは!」
「初めましてーっ!」
「これからよろしくね」
「見つかったんだし帰ろうよー、あちーぃ」
これはなんと言いますか、なんと言えばいいんでしょう
目の前の男性の肩に乗っかる3人の妖精さんとホウキに乗っている妖精さんが思い思いに喋っています
一人だけ帰ろうとしていますが、皆さん友好的な雰囲気ですけど
いきなりのことに驚いてしまうと言いますか、男性は差し出した手を引っ込めて
あー、暑い暑いなんて言いながらさっさとベンチに向かってしまいました
95Res/69.36 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。