53:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/12/03(水) 22:27:19.92 ID:sQ4l+FLzo
「艦艇の付喪神は霊格が空っぽだって言っただろう、それでは付喪神として存在できないんだ」
「本来なら霊魂が育ってから成るはずなのにそれが出来なかった、そこで一つの方法を思いついたんだ」
「外から別の霊魂を自分の中に注げばいいってな」
「そこで目をつけられたのが私、ということですか?」
「そうだな、生きていると霊魂は肉体からは離れられない」
「だから肉体を持たない、霊魂そのものである幽霊じゃないとダメなんだ」
私を見つめていた視線が私の後ろへと逸れていきました
海を見る彼の目はその色を受けて暗い赤に染まっています
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