85:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/12/03(水) 23:19:19.77 ID:sQ4l+FLzo
「それじゃあ、取り憑いてあげますからしゃがんで下さいよ」
「坊主に取り憑くってか、お嬢ちゃんもなかなか言うな。受けてたつ、だが俺の背中は思ってるよりも広いかもしれんぞ」
そんなやり取りをして、私は軍人さんに身を預けました
お父さんに負ぶってもらうのは小学生の頃に卒業していますから
こうして男の人に背負われるのは本当に久しぶりの事で
確かに大きくて何でも受け止めてくれそうな軍人さんの背中は
そのまま眠ってしまいそうなくらい安心できるものでした
「そう言えば家族に会わせるって言ったが、寄っていくか?」
「そうですね……いえ、やっぱりいいです。混乱させたくはありませんから」
「そうか、君がそう言うなら俺はいい。あくまで君の回した羅針盤に従うまでだ」
95Res/69.36 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。