19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/11/07(金) 17:15:19.89 ID:Ez/UEZyn0
菫「勿論、事前に宮永照の知り合いだって事実を知ったことが」
菫「お前に対する印象を悪いものにした」
菫「重箱の隅を突くように、一部を拾い上げて強調した」
菫「そういった面がないわけではない」
独白は終わらない
相手が自分の領域にいるのをいいことに
言葉を続けざまに畳みかける
お前はおかしい、お前はここにいるべきではない、お前は悪だ
彼女はそれを良かれと信じ悪意を吐く
菫「しかし、それでも致命的だった」
菫「お前の目は既に、一目で更生不可能だと分かってしまうほど」
菫「救いようがなく腐っていたんだよ」
苛烈に、快活に、辛辣な言葉を吐く
実に気分がいいだろう。抑圧されてきたものが
ふとした拍子に放たれる感覚に近い
事実、俺を「腐った目だ」と糾弾する彼女の目は
痛快そのものだった
今まで手の届かないと思っていた相手を嬲って喜ぶ
“人間”の目だった
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