3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/11/07(金) 16:30:19.50 ID:Ez/UEZyn0
京太郎「……もう、若いとは言えないんだよな……」
吐き出した息はまた白くなって宙を漂う
ふわふわ、ゆらゆら
重力など無いかのように振る舞いながら
京太郎「っと、しみったれてる場合じゃなかったな。そういや」
この数年間省みもしなかった母校へと来たのは人と会うためだ
相手の方からではなく、自分から会いたいと連絡をしたのだが
その相手というのは俺の声を聞いて大層驚き
また、二度と聞きたくはなかったとも
嫌悪するような応対を受けた
……当然だろう。かつての自身の所業を思えば
彼女がそう思うのは自明の理であり
俺は自身が否定されるのを受け入れることしかできない
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