24: ◆nG6HT5HCqc[saga]
2014/11/08(土) 22:06:49.07 ID:s4eXqvRX0
【のび太家】
のび太「…みんな。どうしようか。」
ジャイアン「…くそっ。また俺たちは何もできないのかっ」
しずか「…」
僕たちは一人の少年を思い出していた。
その少年の名前は
柏原 隆
僕たちの友達だった。
彼は引っ越してきたばかりで学校でも引っ込み思案であった。
そこへ話しかけたのがのび太。
のび太『きみ!僕の代わりにジャイアン達と野球やってくれない?』
これがきっかけ。
隆はジャイアンツに入った。
しかも野球は普通に上手であった。
そのためジャイアン達に気に入られた。
そしてのび太と仲が良くなったので自然とこのグループに入ることになったのだ。
しかし。
柏原家は崩壊する。
そう。祟りの犠牲者として隆の両親が死亡。去年の被害者であった。
そこから隆は錯乱した。
3人目の被害者は俺だ俺だとわめきまくった。
その末、親戚に引き取られていった。
のび太達は悲しんだ、が安堵感もあった。
これで隆は殺されないで済む、生きていればいつか会えるさ、と。
これが浅はかな考えであったことは当時ののび太達には知る余地もなかった。
そう。
隆は
死んだ
のだった。
この月見台を離れたにも関わらず。
祟りは解けなかった。
…
これを思い出すとみんなは重い気分になる。
しずか「…出木杉さんにもこれを知らせるべきかな。」
ジャイアン「…あいつは祟りの事も知らないはずだ…」
スネ夫「やっぱり…小学生の時みたいに僕らでなんとかするしかない!」
ジャイアン「出木杉の野郎も巻き込むのは悪いしな!」
…こうして僕らは4人でこの事件と対峙することになったのだ…。
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