過去ログ - 仮面ライダーエターナル「アイちゃん・・・。さぁ、地獄を楽しみな!」
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◆I8wqPLe//o
[saga]
2014/11/07(金) 22:42:55.81 ID:oBmrOVPi0
だが、その喜びは長くは続かなかった。
「ふふ・・・。計画どおりだね・・・!」
「きゅぴぃっ!?」
赤子は胸に異物感を感じる。
この世に蘇ったその瞬間、アイちゃんは王女の槍・ミラクルドラゴングレイブによって貫かれていた。
槍の刃先が動き、彼女の胸を抉り穴を穿つ。その刃先が彼女の前掛けを切り落とした。
同時に、彼女の心臓から血が零れ落ちる。
「ぎゅ、ぎゅぴぃ・・・?」
「ふふ・・・。貴方の御蔭で私は生き返ることができます。ありがとう、アイちゃん・・・」
動揺するアイちゃんに向けて、どこからか声が聞こえた。
確かにそれは、マリー・アンジュ王女の声だった。
ただし、その声は先程とは異なり、異様な冷たさを持っていた。
「王女の肉体の片割れである君が生き返るその瞬間、冥界の扉は開かれる。
その時、ミラクルドラゴングレイヴで君のプシュケーを貫き、生贄として捧げればいい。
そうすることで、愛しいアンの魂は冥界から現世へ戻ることができ、同時に君のプシュケーを消すことで肉体を取り戻し、生き返ることができるんだ・・・!
もともとキミは、アンからプシュケーが抜けた身体の残り滓に過ぎなかったんだからね」
冷たい目で岡田が笑う。
なんで・・・!? とでも言いたげに、アイちゃんは岡田を見つめる。
自分を育て、愛してくれたはずの岡田が、今はゴミを見るように彼女を見ていた。
「もともとキミは、アンを取り戻すためのエサに過ぎなかったんだ・・・!
大変だったよ、こんなキモい赤子を、愛情を持って育てるふりをするのは・・・! まぁ、その残り滓のおかげで、アンを生き返らせられるんだから、安いものさ。フフフ・・・・」
「い、いやぁぁ・・・!」
「さぁ、君の役目は終わった・・・。消えてしまえ、紛いもの・・・!」
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