過去ログ - 仮面ライダーエターナル「アイちゃん・・・。さぁ、地獄を楽しみな!」
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◆I8wqPLe//o
[saga]
2014/11/07(金) 22:44:51.86 ID:9GtM/iLV0
「いやぁぁぁぁ!! いやぁぁぁぁ!! まにゃあぁぁぁぁぁ!! たしゅけてぇぇぇぇぇ!!!」
そこに、マナと六花、ありす、真琴、亜久里達の五人が駆けつけてきた。シャルル、ラケル、ランス、ダビィの妖精たちも一緒にいた。
アイちゃんには彼女らしか頼る者がいなかった。
その姿を目にすると、助けを求めて泣き叫ぶ。
「ぎゅぴぃぃぃ!! ぎゅぴぃぃぃ!! マナァァァっ! りっかぁぁっ!! ありすぅぅ!! あぐりぃぃぃっ!! たしゅけてぇぇぇぇっ!!」
今までアイちゃんを慈しみ、愛してきてくれたマナなら、我が身を顧みず自分を助けてくれるだろう。彼女はそう信じていた。
少女たちは、しばらく槍に突き刺されたアイちゃんをじっと見つめた。
そして、最初にマナが声を上げた。
「・・・おにいさん、このキモい赤んぼうってジコチューなの?」とマナ。
「そうだよ。幸い、今浄化したところさ」と岡田が答える。
「へぇっっ!?」アイちゃんは耳を疑った。
目の前にいるマナ達は、確かにマナ達だった。だが、彼女たちはとても冷たい視線でアイちゃんを見つめていた。
「なにこのキモ赤子ジコチュー? 存在自体ありえないんですけどぉ?」
六花が蔑むような口調で言う。
「六花ちゃん、もう大丈夫ですわ。このバケモノも、ジョーさんが無事倒してくれましたもの」
ありすが穏やかに、しかし冷酷な言葉を投げかける。
「この王女様の紛い物! さっさと消えてよ!」
真琴がゴミを払うかのように言い放つ。
「いやぁぁぁっ!! たしゅけて! たしゅけて、あぐりぃぃぃっ!」
「この期に及んで、命乞いなど見苦しいですわ! ジコチューのくせに!」
アイちゃんのパートナーだったはずの少女は、そのパートナーを完全に忘れてしまっていた。
持ち前の強い正義感から出る言葉も、今はアイちゃんを傷つけるだけに過ぎなかった。
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