過去ログ - 提督「瑞鳳、瑞鶴……いつか……また…」
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324:名無しNIPPER
2015/01/06(火) 20:07:31.12 ID:0Jwxr+R7O
あれから早くも一月経った


新しい私達の指導者は夕張さん達を指揮したあさぎりの副艦長だ。腕は悪くないのだけれど、やっぱり司令と比べると劣る



指導者は今の地位に着くと直ぐに建造を始めた。未だ行方不明とされている瑞鶴さんと瑞鳳さんの代わりが必要だからだろう。そして、妖精さんの努力もあり3人もの正規空母の建造に成功した



大鳳に翔鶴、そして飛龍。以前なら手放しで喜べた大戦力の加入も、今の私は喜ぶ事が中々出来ない



建造には生贄が必要……



私もその『生贄』から創られた1人の艦娘であるから、新しい3人の艦娘には何も感情は無い。



だけど、建造というシステムそのものに嫌悪感を抱くようになってしまった…



だけど、それを指導者に教えたり、誰かに言いふらすようなことはしなかった。



だってこれは……私と司令、そして瑞鶴さんと瑞鳳さんだけが知る秘密で、その秘密を護り抜きたかった。私達だけの秘密を独り占めにしたかったから。そんな幼稚じみた独占欲を理由に誰にも話していないだけ



だけど、司令と瑞鳳さんと瑞鶴さんが護ったこの世界だけは絶対に護りたい



多分深海棲艦に勝つのは出来ない。不可能だ



それでもいつか私が死んだ時に、司令達に胸を張って報告出来るように



約束は護ったって報告出来るように



この残酷な世界と、司令の意志を護ったって報告出来るように



私は鬼になろう



「ねぇ、テイトク。私達はコロンバンガラ島へ出撃するわ………」



「不知火!舞風!初風!浦風!付いてらっしゃい!!絶対に私はあなた達を沈めさせないから!!必ず帰って来るわよ!!」



陽炎「陽炎、出撃しま〜す!!」



司令。いつかまた逢えたらいっぱい抱き締めてね!その時までこの指輪は私が預かるから!!


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