156: ◆92Irv0u8fjnQ[saga]
2015/01/09(金) 22:43:48.28 ID:+SACe5Rw0
「さあ、もういいだろ。さっさと始めよう」
桑田「ちょ、ちょっと待ってくださいって! まだコイツが…」
「こっちはこの後練習があるんだ。早くしろ。もう準備はできてるぞ」
花音「大丈夫だよお兄ちゃん! お兄ちゃんなら坊主も似合うって!」
桑田「このアホ! そういう問題じゃねーって!」
桑田「せ、先輩! やっぱ俺、坊主なんて嫌ッスよ!」
「今更何言ってんだ。その頭で試合に出せる訳ないだろ」
桑田「なら試合出れなくてもいいッス!」
「お前の場合、試合出れなかったら退学だろ! それとも今から真面目に勉強するか?」
桑田「うぅ…それは…」
桑田「て、ていうか今時坊主ってどうなんすかね…? やっぱり坊主にする必要は…」
「馬鹿野郎! そんな頭でウチのユニフォームを着れると思うな! 伝統あるLL野球部をなんと心得る!」
「思い出せ。お前がウチに入ることを決めた日のことを… お前はLLのユニフォームを着て野球ができることを心待ちにしてたはずだ」
桑田「いや、俺は家が近くて野球の特待があったからここに来ただけで…」
「さあ、やるぞ。もうだいぶ時間を食ってしまった」カチッ ブイィィィン
桑田「ちょ、嫌ですって!」
花音「…」ギュッ
桑田「か、花音…?」
花音「大丈夫だよお兄ちゃん。私が手握っててあげるから…」
桑田「そーいう問題じゃねえってのッ!!!」
花音「この髪型もとうとう本当に見納めだね」
桑田「うわああああああああああああああああああ!!!!!」
ジョリジョリジョリジョリジョリジョリジョリジョリジョリジョリジョリジョリ
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