過去ログ - 苗木「ドンコマル?」
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62: ◆92Irv0u8fjnQ[saga]
2014/12/06(土) 02:10:16.44 ID:jnpJ9mJI0
富士子「一二三ちゃん…」

山田「やっぱりこれは辞退する…」

富士子「え!?」

山田「だってママと離れて暮らすなんて考えられないよ…」

富士子「…」

富士子「一二三ちゃん!そんなこと言ってたら駄目よ!」

山田「ママ?」

富士子「確かに一二三ちゃん程の才能があれば大抵の我が儘は通るわ」

富士子「お金だって不自由しないし、ここに住みたいって言えば編集の人がそこまで原稿を取りに来てくれる」

富士子「でも世の中は一二三ちゃんが思っている以上に広いし、一二三ちゃんの知らない世界もたくさんあるわ」

富士子「ママは一二三ちゃんにもっと色んなことを知って欲しいの」

富士子「一二三ちゃんと離れて暮らすのはママだって寂しいけど…でもママはそれが一二三ちゃんのためになるならそれを応援したい」

富士子「だからママと離れたくないからなんて理由で自分の可能性を潰すのは駄目よ!」

山田「…」

富士子「もちろん最後に決めるのは一二三ちゃんだから、どっちにしてもママはそれを応援するわ」

富士子「だからもう一度よく考えて…」

山田「ママ、僕…希望が峰学園に行くよ」

富士子「え?」

山田「ママと離れるのは嫌だけど…僕はママが大好きだから…ママが応援してくれるなら頑張りたい!」

富士子「ひ、一二三ちゃん…」

山田「それに僕ほどの作家となればやはりそれなり舞台が必要ですからなぁ」

山田「希望が峰学園という最高の舞台があってこそ僕才能は輝くのですぞ!」

山田「もしかしたら『超高校級の声優』なんて方もいるかもしれません!」

山田「同じような分野で活躍する方がいるのなら是非ともお会いしたいですな!」

富士子「それじゃあ…行くのね?」

山田「勿論ですぞ。神に選ばれしこの僕がこの機会は逃すなどあり得ませんな!常識的に考えて!」

富士子「一二三ちゃん、頑張ってね!ママ応援してるから!」

富士子「ママはね…いつか一二三ちゃんと一緒の雑誌で連載を持つのが夢なのよ」

山田「なるほど…つまりはオリジナルの漫画ですな?確かにそちらを目指すのも面白いかもしれませんな…」

山田「ふむ…それでは…」





山田「山田一二三…全ての始まりにして終わりなる者…その伝説の幕開けですぞ!!!」






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