97: ◆92Irv0u8fjnQ[saga]
2014/12/16(火) 00:32:22.52 ID:FliiHF9Y0
江ノ島「お土産?正直な所1ミリたりとも期待はできませんが、一応見ておきましょうか」
戦刃「うん!えっとね…」ゴソゴソ
江ノ島「…」
戦刃「えっと…」モタモタ
江ノ島「…」
戦刃「…」ゴソゴソ
戦刃「えっと江ノ島「長えよ!!!」ゲシ!
戦刃「あうっ…」ドテ
ゴロゴロ
戦刃「あ、出てきた」
江ノ島「なんですか…?これ…?」
戦刃「うん、お土産のレーションだよ」
江ノ島「は?レーション?」
戦刃「うん。フェンリルの任務で色んな国の軍隊に動向したからその時に分けてもらったのをとっておいたの」
戦刃「盾子ちゃんにも食べて貰おうと思って…」テレ
江ノ島「いや、いらないし」
戦刃「えぇ!?」
江ノ島「うぷぷ、そんなもので喜ぶのはミリオタか飢えた避難民か絶望的に残念な舌を持つむくろちゃんだけだよ」
戦刃「そ、そんなことないよ?すごくおいしいよ?」
江ノ島「だから…いらないって言ってるじゃないですか… そのレーションはお姉ちゃんが一人で食べてください…」
戦刃「折角持ってきたのに…」
江ノ島「そんなことより、あなたには来月から日本の学校に通って貰いますから」
戦刃「え?学校に?」
江ノ島「ええ。なんの特徴もない普通の県立高校です。それはもう絶望的なまでに退屈です」
戦刃「でも私試験とか受けてないよ?」
江ノ島「そこは私様がうまくやっておいたわ。私様の手にかかればそのくらい楽勝なのじゃ」
江ノ島「ちなみにー!その学校にはアタシも通うことになってるんだー!」
戦刃「え!盾子ちゃんと一緒の学校!?」
江ノ島「いやーん、食いつかれたー!気持ち悪ーい!」
戦刃「そんなこと言わないでよ…」
江ノ島「私の計算によれば、類まれなる残念属性と高度なぼっちスキルを持つお姉ちゃんともなれば、自力で真っ当な学校生活を送ることは不可能と言えます」
江ノ島「5月にもなれば熟練ぼっちの雰囲気を醸し出し、体育の時間や昼休みの時間が訪れる度に絶望することは間違いありません」
江ノ島「だからわざわざ同じ学校にしてあげたのさ… 公立だから工作は多少面倒だったけどね」
戦刃「うーん…確かにそうかも」
江ノ島「うんうん、素直な子は好きだよ。無能な働き者より無能な怠け者ってね」
戦刃「す、好き…?」パアッ
江ノ島「それじゃアタシはもう寝るから。まあ“今後のこと”についてはそのうち話すってことで」ガチャッ
戦刃「盾子ちゃん…私のこと好きって…」エヘヘ
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