481: ◆3aO5yeadrU[saga]
2014/11/19(水) 00:08:20.42 ID:ovYOZxHDo
提督 「指輪にもワイヤー通して準備完了」
提督 「地面に置いたワイヤーの片側が輪っかになってて、アレで牽引するのか?って感じ」
提督 「なんとなくルールが見えてきた」
482: ◆3aO5yeadrU[saga]
2014/11/19(水) 00:12:52.51 ID:ovYOZxHDo
提督 「お互い準備完了ってところで、瑞鶴が加賀に言ったんだわ」
提督 「それは私。昨日言った、譲れない私だよ?加賀さん。だから守ってね・・・? だと、いじらしいね」
提督 「瑞鶴が加賀から離れると、加賀も弓構えてさ」
483: ◆3aO5yeadrU[saga]
2014/11/19(水) 00:17:08.97 ID:ovYOZxHDo
提督 「加賀の発艦。それに合わせて御嬢も発艦」
提督 「加賀は5機の艦戦だった。御嬢は彩雲とあとは艦戦3機だけ確認できたけど、あとの1機は俺は見失った」
提督 「御嬢の3機はもちろんワイヤー引っ掛けて全速で飛ばすんだけどさ」
484: ◆3aO5yeadrU[saga]
2014/11/19(水) 00:20:34.50 ID:ovYOZxHDo
提督 「指輪のワイヤーが伸びきらないよう御嬢の進路ふさいでさ、うまいこと誘導してた」
提督 「スピード載せないように。でも5対2で落とされないってんだから御嬢もやるもんだね」
提督 「なによりさっき意識飛ばしたばっかりなわけで、結構無茶な勝負ではあったさ」
485: ◆3aO5yeadrU[saga]
2014/11/19(水) 00:23:34.56 ID:ovYOZxHDo
提督 「両胸の方は見向きもしない。だからすぐ片方はちぎれ飛んでた。元々ちぎれてたしね」
提督 「その瞬間やっぱり痛かったんだろうね。加賀の艦戦の動きが鈍ったわけよ」
提督 「それを見逃す御嬢じゃないよ。自由になった奴のワイヤー切って、援護に向かわせて、よろけた1機速攻で撃墜」
486: ◆3aO5yeadrU[saga]
2014/11/19(水) 00:26:23.28 ID:ovYOZxHDo
提督 「加賀の体を引きずるようにしてたわけ。踏ん張ってるけど、ジワジワと裂けつつ体も流されてさ」
提督 「立ってるだけで精一杯だろうね。それで艦載機飛ばしてるんだもん」
提督 「そのとき真上から急降下してくるわけよ。御嬢の最後の一機は上にいたわけ」
487: ◆3aO5yeadrU[saga]
2014/11/19(水) 00:29:16.12 ID:ovYOZxHDo
提督 「急降下してきたのドーントレスだもん。なんで持ってるんだって?」
提督 「確実に加賀のこと捉えてたね。やっぱどこかきつかったんだと思う。居ない一機に注意向けられてなかったわけだし」
提督 「3対2で牽制しつつ、残りで胸のを落とすとか色々とあったろうに」
488: ◆3aO5yeadrU[saga]
2014/11/19(水) 00:32:25.31 ID:ovYOZxHDo
提督 「当然加賀に直撃ですよ。模擬弾だけどさ。完全に不意打ちだったんだろうね」
提督 「バランス崩れて、加賀の艦載機もフラフラでさ」
提督 「意識抜けたかって、終わりかなって?」
489: ◆3aO5yeadrU[saga]
2014/11/19(水) 00:34:19.95 ID:ovYOZxHDo
提督 「勝ち確信したんだろうね。タバコ吸い始めてたもん。御嬢」
提督 「スロでボーナス確定した瞬間みたいに。隣でやられると腹立つよね、あれ」
提督 「ボロボロの加賀見ながら、いっそこの場でヤッてくれたら面白いなって思ってたんだけど」
490: ◆3aO5yeadrU[saga]
2014/11/19(水) 00:38:13.91 ID:ovYOZxHDo
提督 「カッタト、オモッテイルノカ? またなんか聞こえたわけよ。誰の声かわからんのが気持ち悪いねまったく」
提督 「ワイヤーが伸びきる瞬間、加賀が噛み付いたわけよ。その伸びきる寸前のワイヤーにさ」
提督 「御嬢の慢心だね。確実に。一気にバランス崩れてたもん。それに真後ろには加賀の艦載機だよ?」
491: ◆3aO5yeadrU[saga]
2014/11/19(水) 00:40:44.54 ID:ovYOZxHDo
提督 「余裕ぶっこいてた御嬢の艦載機フルボッコ。立て直す余裕なんて与えてはくれないわけで」
提督 「俺は訓練だと思うことにしたわけで」
提督 「瑞鶴の肩抱いてた御嬢、呆然。手を払われて、ビンタ食らってた」
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