31:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/11/08(土) 14:39:08.90 ID:3UUOX2Xr0
千早「……ふぅ。どう? 彼、ちゃんと歌っていたでしょう?」
美希「千早さんには今のがコーラスに聞こえてたの?」
32:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/11/08(土) 14:40:16.74 ID:3UUOX2Xr0
千早「おかしなことを言うのね…… ねえ、今のはそんな怪しいものだったの?」
インスマス男「イア」
33:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/11/08(土) 14:42:36.41 ID:3UUOX2Xr0
34:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/11/08(土) 14:43:12.60 ID:3UUOX2Xr0
○月 △日
やっぱり自分の気のせいなんかじゃない。
35:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/11/08(土) 14:43:49.81 ID:3UUOX2Xr0
ふと気が付くと、貴音がミゴ助をじっと見ていることが増えてる。
ミゴ助のほうも貴音が近くにいると、いつもとちょっと様子が違う。
36:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/11/08(土) 14:44:36.27 ID:3UUOX2Xr0
まだ出会ってから日が浅いとはいえミゴ助は自分の家族だし、
それに貴音は言うまでもなく自分の大事な親友だから、
その二人がなんとなくぎくしゃくしちゃってる今の状況はいやだ。
37:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/11/08(土) 14:46:32.11 ID:3UUOX2Xr0
38:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/11/08(土) 14:47:38.11 ID:3UUOX2Xr0
"あれ"と、初めて、顔―― "顔"と呼べるなら、ですが―― を合わせたとき、
初めて見たはずなのに、私の全身を構成するすべてが叫んでいるように感じました。
危険だ、近寄ってはいけない、今すぐに、可能な限り遠くへ、逃げるべきだ、と。
39:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/11/08(土) 14:48:10.81 ID:3UUOX2Xr0
何も知らぬ響は"あれ"のことを、とても好いているようでした。
そんな彼女の手前、"あれ"を避けるような真似をすることはできません。
引き合わされている間じゅう、私が身体の震えを必死で抑えていたことに、
40:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/11/08(土) 14:49:26.22 ID:3UUOX2Xr0
"あれ"は未だに響と仲良くしているようです。
二人でいるとき、私は何度、響に警告しようと思ったことでしょうか。
響、"あれ"はとても危険です、今からでも決して遅くない、離れるべきです、と。
41:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/11/08(土) 14:50:00.96 ID:3UUOX2Xr0
どうやっているのかは想像もつきません。
しかし、"あれ"には、私の考えを読む能力があるのでしょう。
もしかしたら、響にもその能力を使って、なにか――
98Res/38.90 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。