過去ログ - 響「新しい家族と生活するぞ!」
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63:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/11/08(土) 15:08:50.09 ID:3UUOX2Xr0

馬鹿な。

こんなことはありえない。

以下略



64:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/11/08(土) 15:09:25.67 ID:3UUOX2Xr0

「おかしいな…… ひょっとして本当に留守…… ん? どした?」


「…… 中から社長のにおいがする? ありがと! やっぱりここで正解だな」
以下略



65:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/11/08(土) 15:10:34.33 ID:3UUOX2Xr0

そもそも、彼女は"誰"と会話をしている?
先刻から彼女以外の声は、わたしにはまったく聞こえていない。


以下略



66:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/11/08(土) 15:11:26.26 ID:3UUOX2Xr0

返事もできずにいるわたしのことを知ってか知らずか、
ドアの外の声の主は勝手に思案を続けているようだった。


以下略



67:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/11/08(土) 15:12:47.60 ID:3UUOX2Xr0

部屋の片隅に、なにかいる。
いや、いるのではない、いまこの瞬間にいきなり現れたのだ。

大型犬程度の大きさをした"それ"がいる空間に眼を凝らすと、
以下略



68:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/11/08(土) 15:13:19.98 ID:rKelDGyDO
確か亜空間を移動するんだっけ?扉なんてあってないもんだよな


69:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/11/08(土) 15:13:30.53 ID:3UUOX2Xr0





以下略



70:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/11/08(土) 15:14:15.93 ID:3UUOX2Xr0

彼女に会うべきではなかったのだ。
わたしが類い稀なるアイドルの原石だと思った少女は――

いや、そもそも彼女は本当にアイドルの原石だったのか?
以下略



71:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/11/08(土) 15:15:46.06 ID:3UUOX2Xr0



ドアノブががちゃがちゃと音を立てている。
向こう側から強く引かれ、みしみしと目に見えて蝶番が、ドアが軋む。
以下略



72:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/11/08(土) 15:16:18.65 ID:3UUOX2Xr0

おしまい。



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