37:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/11/09(日) 11:12:40.72 ID:8dEwV6H4o
ボス猫「心当たりはないのかい？」
男「心当たりって、そんなこと言われても…、あ、そういえばゴミ漁ってたカラスに片付けとけよって言ったら、やけに素直に聞いたような…」
ボス猫「ふふっ、初の命令がお片付けかい。それで、この事実を知ったアンタはどうする？」
38:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/11/09(日) 11:13:45.80 ID:8dEwV6H4o
>>37
×ボス猫「例えば金儲けとか、競馬で馬にわざと負けろと命令したり、芸を仕込ませることもことも可能だ」
○ボス猫「例えば金儲けとか、競馬で馬にわざと負けろと命令したり、芸を仕込ませることも可能だ」
39:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/11/09(日) 11:15:00.26 ID:8dEwV6H4o
男「どうすると言われても、特に何もしないかな」
ボス猫「何も？」
男「そんな簡単に上手くいったら人生つまらないし、動物を利用したくはないからな」
40:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/11/09(日) 11:17:27.89 ID:8dEwV6H4o
―2年後―
男「…」
ボス猫「…逝ってしまったか」
41:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/11/09(日) 11:19:17.83 ID:8dEwV6H4o
trrrrrr
男「あ、もしー、俺俺ー。いや、詐欺じゃないよ！？」
男「いやぁ、今子猫の里親にならないかって言われてさ」
42:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/11/09(日) 11:21:19.89 ID:8dEwV6H4o
ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ
ボス主「はいはい、えっとー…」
男「どうもはじめまして、男と申します」
43:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/11/09(日) 11:22:25.21 ID:8dEwV6H4o
ｶﾞﾁｬ
女友「はぅわっ、か、か、かわいい…」
男「おぉ、結構な子沢山」
44:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/11/09(日) 11:24:40.46 ID:8dEwV6H4o
女友「きゃーきゃーっ、この子かわいいっ！ あっ、この子も！ うわぁどうしよう！ 選べないっ！」
男「…ごめん、騒がしくて…」
ボス猫「確かにうるさいが、まぁいいさ。この子たちを可愛がってくれそうだ」
45:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/11/09(日) 11:26:02.88 ID:8dEwV6H4o
ボス猫「そういえば言うの忘れてたよ」
男「なに？」
ボス猫「アンタに指輪を渡したばあさん、亡くなったそうだよ」
46:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/11/09(日) 11:27:20.20 ID:8dEwV6H4o
女友「男もはやく来てよー！ 一緒に選ぼー？」
男「おー、どの子にするか大体は絞った？」
女友「うんっ、この子とこの子がいいかなって」
47:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/11/09(日) 11:28:33.03 ID:8dEwV6H4o
ボス猫「この子は今まで来た奴にも懐かなかったんだよ」
男「そうなんだ」
子猫「zzz...」
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