過去ログ - FALLOUT3 the chalice war PART2
1- 20
20: ◆Y/GtLSGILk[saga]
2014/11/15(土) 20:59:41.21 ID:ObnGB7D50
______________剣戟がはしる

______________火花がはしる

______________刀とカタナがぶつかり合う______!


アサシンの剣は”邪道”といえるものだった。構えなどなく、ただ敵の攻撃を受け流しながら相手の首を狙う型。
対するワンダラーも”邪道”であった。ただ叩き付けるようにカタナを振るう型。

”邪道”同士剣を打ち合わせ、響き渡らせる。それは正しく”殺し合い”といっていいものであった。
両者にとってそれはまさに死の鐘を鳴らす合図であった。

しかしワンダラーにとってアサシンはあまりにも差がありすぎた。
リーチに圧倒され攻撃もままならず、
どうくるか不明確な剣筋は防御を突破し、
的確に”首”を狙いにくる______!!!

                       _______サムライの技術と才能を併せ持った”死の爪”(デスクロー)_______

_______かつてワンダラーを襲った生物の中にずば抜けた力をもった生命体がいた。

”デスクロー”
戦前の軍がカメレオンを市街地用生物兵器として改造したそのバケモノは

一瞬で距離を詰める瞬発力
異常な怪力
そしてパワーアーマーをも貫通する鋭い爪

________戦闘だけに特化した性質をもち、多くのウェイストランド人を狩ってきた”ソレ”はまさに”死の爪”とでもいうべき怪物だった。

アサシンにはデスクローのような力はない。素手で両者が戦うのなら間違いなく肉片にされるだろう。
_________しかし、この男は”技術”がある。
生涯を捧げて只々剣を振り老齢になって死ぬまでそれをし続け
_________この男には”才能”がある
それを活かすだけの時間と環境があり
_________そして何よりこの男には”???”がいた_______。


ワンダラーは左手にコンバットショットガンを持ち勢い良く引き金を引いた______。

GANNNNNNNN!!!

無数の散弾が一瞬の間にアサシンへとおそいかかる_____が。

アサシン『甘い____!!』
男は物干し竿で炸裂した全ての弾丸の軌道を”ズラし”必要最低限の動きしかせず、散弾銃を”斬った”。
ワンダラー『______!!!』動揺するワンダラー。だが彼にも考えがあった。
もはや意味をなさない散弾銃をアサシンの目元へと殴りつけ_____!
アサシンに銃を斬らせた_____。
その間、距離を開けるワンダラー。それをさせまいと首に右側から必殺の一撃を食らわせるアサシン。
誰が見ても首が飛ぶと答えるだろう。しかしそうならなかった。簡単な話だ。

_________”PIPBOY”で刀を防御したのだから_______

刀を防いだため、傷跡ができるPIPBOY、
アサシン『_______?』
驚く間もなくワンダラーはアサシンに頭突きを浴びせた。
たまらず後退するアサシン。

その間に左手にダーツガンを装備し、放浪者は”刹那の時間”を唱えた。


ワンダラー『V.A.T.S_______!!!!!!』




瞬間_________一つのダーツが暗殺者の右脚へと刺さり、もう一つが刀を支えていた左腕を貫いた__________。












<<前のレス[*]次のレス[#]>>
94Res/73.22 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice