過去ログ - FALLOUT3 the chalice war PART2
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37: ◆Y/GtLSGILk[saga]
2014/11/28(金) 15:25:10.79 ID:XjhDcfKy0
ワンダラー(__なんとか倒せたが、傷が酷い。バーサーカーのときよりマシだが、このままいけば”核爆発”するな...。
      それにパワーアーマーも痛んでいる。どうにかしてエミヤ邸に戻らないとな...。)

戦いはワンダラーが勝利した。しかしアサシンから受けたダメージは凄まじく、連戦などできる状態ではなかった。
おそらく敵の攻撃を受けたら、それはワンダラーと相手の死という形で終わるだろう。
そしてこの付近は放射能で汚染され______


????『わざわざ乗り込んできて、逃げるつもり?』女の声が響く。
ワンダラーが上空を見上げると、紫のロープをまとった魔術師(キャスター)が浮かんでいた。
キャスター『ランサーやバーサーカーとの戦いを監視して、あなたの戦力を見ていたけど、思っていたより厄介ね...。
      ____でも、なかなか使えそうね...。あなた、今のマスターを破棄して私と組まないかしら?』

ワンダラー『__勧誘か?悪いが、お断りだ。あんたみたいな”セールスレディー”とはな。
      それに”尻軽”そうだしな。』
キャスター『ッッッ____!!!
      .....いいこと。あなたに選択肢はないのよ。私が主導権を握っているの。
      ___アサシンを倒したようだけど、その傷で私の魔術を受けてみなさい。灰すらも残さないわよ。』

少しばかり感情的になっているキャスター。それに構うことなく、ワンダラーが続ける。

ワンダラー『...聞いてみよう。内容によっては気が変わるかもしれない。簡潔に説明してくれ。』
キャスター『あら、てっきり断ると思ったのだけれど___話は単純よ。私がマスターとしてあなたと再契約するの。山門を守っていたアサシンのようにね。
      でもあなたに最適な役割を持たせるわ。偵察、敵マスターの暗殺、その他もろもろよ。どうかしら。あなたも聖杯で成し遂げる願いがあるのでしょう?
      だったらこんな所で終われないのではなくて?』

ワンダラー『そうだな。だが交渉するのならこちらにも条件がある。それとあんた、主導権を握っているといったな。それはこちらも同じだ。
      あまり感情的にならないほうがお互いのためだぜ。
      _____”デイビークロケット”  ”ダーティー・ボム”  ”ミニ・ニューク”_______どういう事か、分かるな?』(Nuclear Anomaly)

(成功)キャスター『_____!、本当に喰えない男だこと。自爆できるとでも_____”核兵器”!?』




______召喚されたサーヴァント達は全員聖杯から現代の知識を与えられている。それは広範囲におよび、特に近代兵器もどういったものかという情報も入っている。     
はるか昔、おそらく神代の時代の英雄であろうキャスターにとっても例外では無く、それだけにワンダラーが言い放った事はあまりにも凄まじいことだった。



”核兵器”

人類が開発した最も強力な兵器の一つ      
国家の命運、人類の存亡にも影響するもの
現代の”抑止力”
黙示録の象徴

さまざまな呼び名があるが、共通することがある。

________使わせてはならない死の兵器_________

”デイビークロケット” アラモの戦いでの英雄デイヴィッド・クロケットにちなんだ戦術核兵器。
”ダーティー・ボム” 核物質を拡散させる”汚い爆弾”。
”ミニ・ニューク”  TNT火薬50トン分の火力をもつ小型核兵器。

この男はそういった”核兵器”を持っている___。キャスターはそれが真偽かどうかは分からないものの、信じることしかできなかった。

______________なぜなら、ワンダラーの身体がだんだんと変色していたのだから____________





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