過去ログ - 後輩「先輩、やっぱりここにいたんですね」
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53:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/11/10(月) 00:01:08.62 ID:XyWoQDJY0
 が、男は自分を戒める。

 ここで大声を挙げて怒鳴るのは簡単だ。

 手をあげる事も同様。

 しかしそんな事をすれば、他の者たちと同類になる。

 それだけは死んでも嫌だった。

後輩「先輩は、自分の言いたい事を一方的に私に言いました。今度は私が言いたい事を先輩に言う番です」

 男の心境など知らない後輩は、失礼します、と断ってから男の横を通り抜け、部屋に入った。

 そのまま部屋の中央に進み、彼女はベッドと椅子へ交互に顔を向ける。

 どちらに座るべきか悩んでいるのだろう。

 だが、後輩はどちらも選ばず、ドア付近にいる男へ振り向き、床に直接正座をした。


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