過去ログ - 翔太郎「スマイルプリキュアだと?」
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46: ◆MFa.Ar5xYw[saga]
2014/11/10(月) 18:47:12.73 ID:5NjTgzOY0
ウルフルン・Z「ナメやがって。同じ技が何度も通用するかよ!」
突如、巻き起こった激しい土煙が敵の姿を覆い隠す。マーチの放った風の弾丸は忽ち土煙りを吹き飛ばしたが、そこには既にウルフルンの姿は無かった。
キュアマーチ・C「ま、また消えた!?」
ウルフルン・Z「どこ見てやがる。こっちだ!」
声が聞こえたのと、右足首を掴まれたのはほぼ同時だった。
キュアマーチ・C「うわぁ!!?」
ウルフルン・Z「ウルッフッフー。捕まえたぜ」
キュアマーチ・C「このっ、放せ!」
モグラのように地中から這い出てきたウルフルンに右足首を掴まれたまま宙ぶらりんの状態のマーチは、その体勢のまま左足でウルフルンのこめかみへ目掛けて蹴りを放つ。
ウルフルン「へっ、無駄だ」
飛んできた蹴りをガードしたウルフルンの左手は冷たく、そして固かった。マーチの強烈な足技を止めたのは、狼にあるまじき鱗の手甲。それは見るみるうちに伸び、凄まじい力でマーチの足を締め上げていく。
キュアマーチ・C「ひぃっ!? 蛇ィ!!」
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