過去ログ - 翔太郎「スマイルプリキュアだと?」
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52: ◆MFa.Ar5xYw[saga]
2014/11/10(月) 18:51:59.70 ID:5NjTgzOY0
マーチが言うとおり、これがウルフルンの全力だった。それでもビクともしない相手となると、最早勝負どころではない。ウルフルンはパワー型の変身を解除し、腕を鳥類の翼に変え、大空へ飛び立った。
ウルフルン・Z「ちぃッ! 忌々しいが一端退くしかねえ!」
キュアマーチ・CM「逃がすもんか!」
マーチ、マキシマムドライブ!!
サイクロンメモリをメタルシャフトのマキシマムスロットへ差し込む。勢いよく棒を回転させると、周りの風は大きく激しく渦巻いていった。嵐の前に鳥が無力なように、荒れる風を上手く掴めぬウルフルンは徐々にマーチの元へと引き寄せられていく。
ウルフルン・Z「避けれねぇなら、こいつで防いでやらあ!」
逃げること叶わぬと悟ったウルフルンは、亀の甲羅と蟹の甲殻を以てマーチの攻撃を受ける選択を取った。しかし、これが最大の過ちだった。
キュアマーチ・CM「プリキュア・メタルツイスター!!」
荒れ狂う風の力を味方につけた鉄棍の一撃の前に、砕けぬものなどありはしない。無敵と疑わなかったウルフルンの自信と装甲が、儚い音を立てて徐々にひび割れていく。
ウルフルン・Z「そんな……そんなバカなぁぁぁあああ!!」
倒れたウルフルンの体内から排出されたZooメモリは粉々に砕け、風に舞い散っていった。
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