過去ログ - 翔太郎「スマイルプリキュアだと?」
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73: ◆MFa.Ar5xYw[saga]
2014/11/10(月) 19:10:06.62 ID:5NjTgzOY0
突如、世界がバッドエンド色に変わり、空間にひびが入り、ガラスが割れたような大きな音が響いた。
???「ギャァオオオオ!!」
空間のひびから現れたのは、禍々しいオーラを放つ巨大な化け物だった。巨大で特徴的な青い頭部。ギョロリと見開いたおぞましい目。広げた口は、全てを砕かんと歯をガチガチと噛み鳴らしていた。
74: ◆MFa.Ar5xYw[saga]
2014/11/10(月) 19:10:52.47 ID:5NjTgzOY0
あかね「みゆきぃぃぃいいい!!」
大口を開けて迫ってきたテラードラゴンの一噛み。頭部を失ったみゆきの胴体は、大量の血を噴水のように噴き出しながらその場に崩れ落ちた。――世界に、またひとつひびが入る。
テラードラゴンは空中で肉塊を咀嚼しながら、次の獲物に狙いを定める。
75: ◆MFa.Ar5xYw[saga]
2014/11/10(月) 19:11:30.03 ID:5NjTgzOY0
あかね「なお!!」
カチカチと噛み鳴らす歯音が、自分のものだけじゃないとわかったとき、あかねはハッと視線を上げる。
テラードラゴン「クッチャクッチャ」
76: ◆MFa.Ar5xYw[saga]
2014/11/10(月) 19:12:10.28 ID:5NjTgzOY0
マジョリーナ「どうやってここへ!? バッドエンド王国にやって来れる人間なんて、普通じゃないだわさ!」
???「ちょっと人探しをね。でも、どうやらここにはいないらしい」
マジョリーナ「お前、いったい何者だわさ!」
77: ◆MFa.Ar5xYw[saga]
2014/11/10(月) 19:13:38.27 ID:5NjTgzOY0
手の形をしたバックルのベルトに、男は左手に輝く赤い指輪をかざす。
フレイム! プリーズ!
晴人「変身ッ!」
78: ◆MFa.Ar5xYw[saga]
2014/11/10(月) 19:14:21.96 ID:5NjTgzOY0
マジョリーナ「きぃぃぃ! 見たことのない仮面ライダーだわさ! そんでもって、アタシと同じ魔法使いってのが気に入らないだわさ!」
ウィザード「気が合うね。そこだけは共感できる」
マジョリーナ「生意気な奴だわさ! ハン、ちょうどいいだわさ。キュアサニーの性能をこいつで試すだわさ!」
79: ◆MFa.Ar5xYw[saga]
2014/11/10(月) 19:17:42.28 ID:5NjTgzOY0
>>78
確無比=×
正確無比=○
80: ◆MFa.Ar5xYw[saga]
2014/11/10(月) 19:18:28.45 ID:5NjTgzOY0
キュアサニー・H「指輪? 左手の薬指って……えっ? えっ!?」
困惑するサニーに、変身を解除した晴人が話しかけた。
晴人「ああ、それはエンゲージリングさ」
81: ◆MFa.Ar5xYw[saga]
2014/11/10(月) 19:19:13.81 ID:5NjTgzOY0
晴人はそう言うと、腰につけていたチェーンのリングホルダーをサニーへ手渡す。
キュアサニー・H「なんなん? これ?」
晴人「魔法の指輪さ。きっと君の役に立つ」
82: ◆MFa.Ar5xYw[saga]
2014/11/10(月) 19:19:51.02 ID:5NjTgzOY0
真紅の輝きを指輪に宿し、漆黒の魔法衣を熱風に靡かせる。ガイアメモリにウィザードリングの力を加えた新たなキュアサニーを前に、マジョリーナの額にうっすらと汗が滲んだ。それが、目の前から押し寄せる圧倒的な熱量のせいだけではないということを身をもって知ることとなる。
マジョリーナ・T「テラーフィールドをもう一度喰らいな!」
恐怖を増大させるエネルギーをサニーへ向けて放つ。サニーはそれを避けることはせずに攻撃を受けた。足元に絡みつく黒いエネルギーが触手のように伸び、サニーの体を伝い上っていこうとしているが、忽ち胃燃えて灰となっていく。テラーフィールドをものともせず、サニーは一歩一歩マジョリーナへと近づいていく。
83: ◆MFa.Ar5xYw[saga]
2014/11/10(月) 19:20:37.19 ID:5NjTgzOY0
キュアサニー・フレイムドラゴン「さらにこいつで!」
ルパッチマジックタッチゴー!
コピー!
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