過去ログ - 翔太郎「スマイルプリキュアだと?」
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82: ◆MFa.Ar5xYw[saga]
2014/11/10(月) 19:19:51.02 ID:5NjTgzOY0
真紅の輝きを指輪に宿し、漆黒の魔法衣を熱風に靡かせる。ガイアメモリにウィザードリングの力を加えた新たなキュアサニーを前に、マジョリーナの額にうっすらと汗が滲んだ。それが、目の前から押し寄せる圧倒的な熱量のせいだけではないということを身をもって知ることとなる。

マジョリーナ・T「テラーフィールドをもう一度喰らいな!」

恐怖を増大させるエネルギーをサニーへ向けて放つ。サニーはそれを避けることはせずに攻撃を受けた。足元に絡みつく黒いエネルギーが触手のように伸び、サニーの体を伝い上っていこうとしているが、忽ち胃燃えて灰となっていく。テラーフィールドをものともせず、サニーは一歩一歩マジョリーナへと近づいていく。
以下略



83: ◆MFa.Ar5xYw[saga]
2014/11/10(月) 19:20:37.19 ID:5NjTgzOY0
キュアサニー・フレイムドラゴン「さらにこいつで!」

ルパッチマジックタッチゴー!

コピー!
以下略



84: ◆MFa.Ar5xYw[saga]
2014/11/10(月) 19:21:07.12 ID:5NjTgzOY0
キュアサニー・FD「今度はとびっきりのやつ、見せたる」

マジョリーナの技をすべて真っ向からねじ伏せていったサニーは、今までの赤い指輪とは違う指輪を手に取った。

シャバドゥビタッチヘンシーン!
以下略



85: ◆MFa.Ar5xYw[saga]
2014/11/10(月) 19:21:33.96 ID:5NjTgzOY0
アックスカリバーの斧刃が虹色に発光を始める。強大な魔力を帯びた希望の光は徐々に激しさを増し、絶望が絶望するには充分過ぎる輝きを放っていた。

キュアサニー・IS「プリキュア! ドラゴンシャイニング!」

巨大化したアックスカリバーが振り下ろされ、絶望と恐怖を打ち砕いた。マジョリーナの体から排出され、破損したテラーのメモリはサニーの炎で燃えている。そのゆらめく炎の中に、崩壊する洋館で踊る初老の夫婦の幻影を人知れず映していた。
以下略



86: ◆MFa.Ar5xYw[saga]
2014/11/10(月) 19:29:26.82 ID:5NjTgzOY0
ドライブの2号ライダー「仮面ライダーマッハ」の存在をついさっき知り、あまりものショックに便意を催したのでちょいと離れます


87: ◆MFa.Ar5xYw[saga]
2014/11/10(月) 19:42:49.06 ID:5NjTgzOY0
俺とフィリップ、そしてみゆき……いや、ハッピーは三幹部と他の仲間を残し、先を急ぐ。目指すは眼前の岩山に聳える磔台。そこにみゆきたちの大事な友達が捕えられているらしい。

キュアハッピー「……」

ハードボイルダーの横を並走しているハッピーは浮かない顔をしている。無理もねぇ。今すぐ戻って仲間の助けに駆け付けたい気持ちと、捕らわれの友人を救いたいという気持ちの葛藤。ハッピーの走りを鈍らせるには充分な理由だ。
以下略



88: ◆MFa.Ar5xYw[saga]
2014/11/10(月) 19:43:19.79 ID:5NjTgzOY0
後部座席からのフィリップの声に、俺は慌ててブレーキをかける。

翔太朗「どうした、フィリップ!」

ジョーカー「んふっふっふ、美しい友情ですねぇ。……ですが、ここから先は通行止めですよ」
以下略



89: ◆MFa.Ar5xYw[saga]
2014/11/10(月) 19:43:59.04 ID:5NjTgzOY0
ジョーカー「残念。行ってしまった」

れいか「悪知恵のはたらくあなたのこと。こうして最後に現れると思っていました」

ジョーカー「んっふっふ。キミ、おもしろいなぁ。でも、いけませんねぇ。嘘はよくない。必ず勝つだなんて……。変身も出来ない今のあなたに、一体何ができると言うんです?」
以下略



90: ◆MFa.Ar5xYw[saga]
2014/11/10(月) 19:44:51.60 ID:5NjTgzOY0
ジョーカー「こ、これは……!?」

れいかの言葉が嘘や偽りでないことを、ジョーカーは己の手を見て悟った。先ほど、れいかが払った手が僅かに凍っていたのだ。

ジョーカーの思考を支配したのは驚愕よりも疑問。スマイルパクトも無しに、何故氷の能力を操れるのか。じっと黙ったまま凍った己の手を見るめること数秒。すぐに答えは出た。それと同時に凍った手を握り締め、覆っていた薄氷を割った。
以下略



91: ◆MFa.Ar5xYw[saga]
2014/11/10(月) 19:45:24.31 ID:5NjTgzOY0
美という名とは正反対の、醜悪な姿に変貌したれいかの姿にジョーカーはかつてないほどの興奮を覚えた。

ジョーカー「麗しい友情。眩しい情熱。希望への執念。乾坤一擲の覚悟。今のあなたが持つどれもが愛おしい」

ジョーカーはどこからか取り出したカードの束を頭上へ向けてばら撒く。それらすべてが空中でガイアメモリへと変化した。
以下略



92: ◆MFa.Ar5xYw[saga]
2014/11/10(月) 19:45:50.02 ID:5NjTgzOY0
それは、先ほどねじ伏せたユニコーン・アカンベェのメモリとは全く異なる形状をしているが、同じU≠フアルファベットが刻まれたメモリ。理想郷の名を冠した最凶最悪のメモリである。

ユートピア!

ジョーカー・ユートピア「ククク、あはははは! ざぁんねん! 惜しかったですねぇ!」
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