過去ログ - 徳川家康「りくじょうじえいたい?」
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589:名無しNIPPER[saga ]
2015/03/29(日) 17:47:23.34 ID:yN0dLzWe0
伊庭「ところでその前田利常に聞いた話なんだが、少し気になることがあってな」
木村「気になること?」
伊庭「ああ。彼が真田丸を攻めようとしていた時に真田丸に配置されていた武器が“見たことの無い形”だったというんだ」
県「まさか、またかつての我々みたいに現代の人間がタイムスリップして大坂側についたのですか!?」
島田「おいおい。マジかよ!」
伊庭「いやいや、そうではない。見たことの無い武器と言っても我々の持っていた近代兵器では無く、この時代でも作れそうなものだったらしい」
木村「この時代でも作れそうな?」
伊庭「そうだ。黒色火薬を用いたランチャー型の発射装置や地雷にも似た導火線着火タイプの爆裂弾だったりな」
木村「その手の武器なら根元や平井たちが江戸で開発してますよ。現に何回か実戦配備されてますし」
武器商人としてこの時代で働いている根本たち数名の自衛官はこの時代でも作れそうな簡単な迫撃砲やロケットランチャーの開発を行っている
あまり歴史に影響を及ぼすようなものは作るなと言ってあるが、彼らは伊庭の忠告を無視して武器開発を楽しんでいた
島田「なら俺たちの武器開発の情報が大坂に漏れたってことか?」
県「まあ、そういうことになるな。史実でも抱え大筒とか色々な武器が開発されて実戦投入されてたし。新たに近代兵器を持った組織がタイムスリップしてきたっていう可能性は低いだろう」
伊庭「……………だといいがな」
伊庭はそれ以上は何も言わなかった
実際、大坂の陣で近代兵器が出るようなことは無く、基本的には史実通りに全て終了した
ただ、最前線で戦っていた前田の兵たちは奇妙な現象が何度も起きたと後に語る
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