過去ログ - 京太郎「これがZOIDS…」由暉子「これがゾイドですよ、京太郎君」 11機目【咲安価】
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559:1 ◆g6V0jYwopc[saga]
2014/11/16(日) 01:58:47.00 ID:+wty2fogo

その瞬間照はまるで全身を迫り来る怒涛の炎を包み込む感覚を覚えた。

だがその炎は身を焦がす訳ではなく、ただ静かに暖かく照を覆う。


照(…あったかい)

照(己を映す鏡を壊す……か……)


思えば10年前に瀕死の重傷を負うのと引き換えにしてまで自身を咏が助けだしてから照にとって咏はもう一人の親のような存在だった。

操縦を、生きる術を、その鍛錬は時に厳しかったし辛かったが、咏は自身に精一杯の優しさをくれていた。

その彼女が言うのだ…やってみようではないか。


◇照のスキルの覚醒度が4/5までストックされているためイベントが発生します。


照(……来い…私自身の鏡を打ち砕いて…)

ピキッ


目の前にある鏡に小さなヒビが入る。


照(古代ゾイド人の力として得た仮初の照魔鏡ではない……そう……怜のように己自身の力で得た…!)


ピキッピキッ


目の前にある鏡に大きなヒビが入る。



照(さぁ…来い…私の…私自身の持つ……真の照魔鏡……!)ゴッ


パリーン



鏡が粉々に砕け散る。



そして砕け散った鏡の後には炎を纏いつつも、鏡面が白く光り輝く新しい鏡があった。


照(これが……私の…新たなる照魔鏡!)




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