過去ログ - 【咲】京太郎「目が覚めたら十年後だった」モモ「その2っす」【安価】
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994:余裕あったら大天使のも書く…! ◆phFWXDIq6U[saga]
2014/11/15(土) 04:12:46.27 ID:hK+f4HNmo

京太郎「(日記の最後のページはこれで終わりだった)」

京太郎「(多分、俺はこの次の日、事故にあって記憶を失ったんだろう)」

京太郎「(モモと二人で…婚姻届を取りに行っている途中で)」

京太郎「(モモが俺の恋人で、シロが俺のセフレだと言っていたのもその証拠だろうな…)」

京太郎「(二人はなれなかったんだ、俺の妻に)」

京太郎「(そうなるべき日に俺が事故してしまったから)」

京太郎「(二人の時間はそれから進んでいない)」

京太郎「(それを進めるには…俺が記憶を取り戻すしかないんだけど…)」

京太郎「(…まったく思い出せないまんまなんだよなぁ)」

京太郎「(医者は焦らずゆっくりやった方が良いって言うけど…)」

京太郎「(記憶がないまま父親になるかもしれないって思ったらのんびりなんてしてられない)」

京太郎「(早く思い出さなきゃいけないのに…俺は…)」

シロ「…京太郎?」

モモ「京さん?」

京太郎「あ…悪い」サッ

シロ「準備出来た?」

京太郎「あぁ、バッチリだ」

モモ「ふふ。じゃあ、これでこの部屋ともお別れっすね」

京太郎「そうだな…」

京太郎「(…結局、何も思い出せないまま退院)」

京太郎「(身体ももう元通りに動くようになっているし、入院している必要はないんだけど…)」

京太郎「(なんだろうな…ちょっと名残惜しい)」

京太郎「(記憶が戻ってからの俺の生活は…ずっとこの部屋が基本だった所為かな)」

京太郎「…あ、そう言えば玄さんは?」

シロ「部屋でご馳走準備して待ってるって」

モモ「だから、早く帰らなきゃっすよ」

京太郎「…あぁ。そうだな」

京太郎「それじゃ、帰るか」



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