過去ログ - 綺羅ツバサは静かに暮らしたい
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142:名無しNIPPER[sage]
2015/01/03(土) 00:11:02.40 ID:WDiFRFVj0
2人は何も話さないままどれくらいの時間が経っただろうか…

ツバサ(誰かと一緒に寝るなんて何年ぶりかしら…)

ツバサは遠い記憶を探る

ツバサ(そういえば…昔お母さんがこんな風にいっしょに寝てくれたっけ…)

ツバサはそんな昔の事を思い出していた

ツバサ(お母さんが死んでからあの日の事を思い出しては悪夢にうなされてたわ…)

ツバサ「穂乃果…もう寝ちゃった?」

ツバサは穂乃果に話しかける

穂乃果「……」

ツバサ「穂乃果…私ね…お母さんが居ないの…」

穂乃果「…」

ツバサ「ずっと前にこんな風に寝た記憶もあるけどそれも昔のことよ…」

穂乃果「…」

ツバサ「ごめんね穂乃果…意味わかんないよね…だけどね穂乃果…」

ありがとう

と言いかけた言葉が口に出ることはなかった

穂乃果がツバサの体を優しく抱きしめていた

ツバサ「穂乃果…?」

穂乃果はツバサの耳元で囁く

穂乃果「ツバサちゃん…わたしもツバサちゃんのこともっともっと知りたいな…」

ツバサ「…うん…私も…穂乃果の
ことが知りたい…」

ツバサは穂乃果の胸に顔を埋めて深呼吸をする

ツバサ(あぁ…穂乃果の匂いがする…私と同じ匂い…だけど穂乃果だけの匂い…)

ツバサはそのまま眠りに落ち、夢を見る事もなく朝まで深く深く眠った…






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