過去ログ - 叢雲「拒否…ですって?」 提督「拒否…だと?」 大和「はい、拒否です」
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507:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/12/02(火) 23:21:59.77 ID:RXLnYG7Z0



午前中の担当と交代してカウンターに着く、この仕事を初めて数年経つが、お客様の前にずっと立っている以上、なかなか慣れない。
カウンターについてすこしすると五人組の女の子が近づいてきた。
保護者はいないのかな?これはあれか、家族で旅行にきたは良いが、親の買い物に付き合わされた子供が疲れるか飽きたりして子供だけホテルに帰したパターンだな?
困るんだよな、こう言う事されると。万が一迷子にでもなったらこっちにまで責任が追及される。

「805号室…摩耶だ」

「はい、マヤ様ですね、少々お待ちください」

一番背の高い女の子が暗い顔で預けた鍵を要求してくる、良く見るとみんな絶望的な何かを見たような顔だ、まるで映画のミストを見た直後のような…
子供相手でも仕事だ、笑顔笑顔…しかし、マヤと言う苗字なのか?変わった名前だな?
そう思いながら客室名簿を探すと苗字は無し、名前は摩耶、特記事項に艦娘と言う文字があった。
そうか、この子達が艦娘なのか…しかし、艦娘がこんな顔をするなんて、何があったんだ?

「はい、805号室、摩耶様ですね、こちらが鍵になります…失礼ですが摩耶様、お身体の具合でも悪いのでしょうか…?」

失礼だとは思ったが、声を掛けてしまう。どう見ても心が健康そうには見えなかった。


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