過去ログ - にこ「魔法少女……?」マミ「ラブライブ……?」
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116: ◆6Bdy8vnprAPe[sage saga]
2014/12/17(水) 18:58:08.57 ID:CFwtB8iD0



―――ピンポーン!



ふと、呼び鈴がなった。


モニターに映ったのは鹿目さん。


やはり心配そうな表情で、扉の前に立っている。


あれから数日が経った。


結局、鹿目さん達とはあれから面と向かって話してはいない。


学校では避けてしまっていたし、あんな姿を見られた今、魔法少女体験コースにも誘いづらくなってしまった。


思わずため息が出る。


せっかく出来そうな後輩だったのに、全て台無しになってしまった。


それどころか鹿目さんや美樹さんに心配ばかりを掛けてしまっている。



マミ「………駄目ね、こんな風にしてちゃ」



パソコンを閉じ、部屋の照明をつける。


矢澤さんとの約束は果たせなかったけど、私が魔法少女ということに変わりはない。


彼女に会えなくても、彼女と会うことが許されなくても、それで足を止めていい理由にはならない。


それに、ずっと前から知っていたことだ。


私は魔法少女。


決して日向にでることのない、影の存在なんだから。



マミ「いらっしゃい、鹿目さん」


まどか「マミさん……」



だから、私は精一杯の笑顔で、心の中を悟られないよう表情を創って、


鹿目さんを出迎えた。


もう大丈夫なんだと、心配しなくても良いんだと、告げるように笑顔をつくる。



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