過去ログ - にこ「魔法少女……?」マミ「ラブライブ……?」
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144: ◆6Bdy8vnprAPe[sage saga]
2014/12/26(金) 23:28:52.02 ID:XokD1tXc0





その言葉を耳にして、私は胸の中の感情が沸騰するのを感じた。




にこ「ッ―――ふざけないで!」


にこ「マミちゃんはずっと昔から魔法少女をやってきたのよ! 私と出会う前から、ずっと魔女と戦い続けてきたの!」


にこ「私を救ってくれたし、海未だって助けてくれた! 凄い子なの、強い子なの!」


にこ「そんなマミちゃんが負ける筈ない! 死ぬなんて……そんなの有り得ない!」




気付けば、私は叫んでいた。


溢れだす感情が我慢しきれずに吐き出される。


少女は、やはり顔色一つ変えることはなかった。


私の叫びを聞き、ただポツリと返した。




???「知ってるわよ、全部」


???「マミがどれだけの戦いを経験してきたのか、どれほど強い魔法少女で……どれほど弱い魔法少女なのかも」


???「あなたよりも、ずっとね」




私の激情と比べて余りに落ち着き払った返答で、



その余りの落ち着きぶりが言葉の信憑性を深めていって、





???「でもね。そんなものなのよ」


???「どんなに頑張ろうと、どんな意志をもってようと、呆気なくいなくなってしまう」


???「そんなものなのよ―――魔法少女なんて」




儚げな物言いだった。


それこそ、言った本人が今にも消えてなくなってしまいそうなほど、儚い呟きだ。


少女は続けていく。





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