過去ログ - ほむら「今度こそあなたを救ってみせる」 士郎「……」
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183: ◆huW6MC36gk[sage saga]
2014/12/13(土) 23:09:17.20 ID:iy9rsB81o
マミがリボンで空に道を作る。

その道をほむらと杏子がワルプルギスの夜へと向かい走り出す。

それを追うようにマミと士郎もリボンの道を走る。

ふと、隣を走る士郎の異変にマミが気づく。

マミ「士郎さん、その血は!?」

士郎「あぁ、ちょっと無理しちまっただけさ……、俺に気を使わなくていい、今はアイツを倒す事だけを考えろ!」

マミ「……分かりました」

一目で分かる、おそらく士郎の出血は無理な魔術の行使によるもの。

先程投影された巨大な剣、あれだけのモノを作り出すのにどれだけの代償が必要なのか。

魔術師とは根源から違う魔法少女であるマミにその苦しみを知ることは出来ない。

だが、今歩みを止めることは士郎の苦しみを無駄にすることになる。

心配である気持ちを抑え込み、マミは歩みを進める。

その先に見えるワルプルギスの夜。

使い魔を倒された魔女は、それでも尚不気味な笑いを絶やさなかった。


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