過去ログ - ほむら「今度こそあなたを救ってみせる」 士郎「……」
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184: ◆huW6MC36gk[sage saga]
2014/12/13(土) 23:29:05.56 ID:iy9rsB81o
QB「驚いた、まさか彼が神造兵器まで作り出すなんてね」

荒野に一つ、白い影が現れる。

キュゥべえはワルプルギスの夜と魔法少女たちの戦いを遥か遠方で傍観していた。

QB「衛宮士郎がまさかあそこまでやるのは予想外だ」

QB「だが、あれを行うのに彼はどれだけの代償を支払ったのかな?」

本来士郎に神造兵器の投影は出来ない。

だが士郎は、投影の工程を破棄することで、膨大な質量を持ったハリボテとして剣を作り出した。

ただのハリボテでも、それだけの質量を持った塊をぶつければ使い魔程度なら薙ぎ払う事ができたのだ。

それでも、士郎の体には多大な負担がかかる。

それを可能にするために士郎は自身の体に魔術回路を作り出した。

神経、血管、体中に張り巡らされているありとあらゆるモノを魔術回路として無理矢理使ったのだ。

それは諸刃の剣どころの問題ではない。

直接神経にナイフを突き立てるような、血管に熱湯を注ぎ込むような。

そんな自殺行為とも言える所業の上で士郎の魔術は行使されている。

まるで、命の灯を燃やしつくすように。


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