過去ログ - ほむら「今度こそあなたを救ってみせる」 士郎「……」
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48: ◆huW6MC36gk[sage saga]
2014/11/15(土) 20:50:42.70 ID:bA0KPsF6o
さやか「恭介、大丈夫だって。 恭介の手は絶対治るって!」

恭介「さやか、君は何でそんな簡単に無責任な事を言えるんだい?」

さやか「え……」

恭介がベッドに置かれたCDケースを払いのけ床に叩きつける。

恭介「こんな事をしても痛みも感じない!」

恭介「もう、無理なんだ! 今の医学じゃ僕の手は治らないって言われたんだ!」

さやか「そんなこと……!」

さやかがベッドに手を付き恭介に詰め寄る。

しかし、その行為ですら彼の神経を逆撫でする。

恭介「もううんざりなんだよ! 僕の事なんか放っておいてくれよ!!」

恭介は腕を振り上げ、そのままさやか目掛けて振り下ろす。

さやかは目を閉じ、歯を食い縛った。

来るであろう痛みに対し少しでも抵抗しようとする。

しかし、いつまで経っても思っていた痛みは訪れない。

そっと目を開ける。

さやかの目に映ったのは苦々しい顔をした恭介と、振り下ろされようとした腕を掴んだ士郎の姿だった。


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