過去ログ - ほむら「今度こそあなたを救ってみせる」 士郎「……」
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50: ◆huW6MC36gk[sage saga]
2014/11/15(土) 21:02:06.62 ID:bA0KPsF6o
さやか「士郎……さん……?」

恭介「何なんだよアンタ、離せッ! 離してくれよッ!!」

士郎「お前の手はお前を思う大切な人を傷つける為にあるのか?」

士郎は恭介の腕を握る手の力を少しずつ強めていく。

士郎「だったらそんな手、今ここで俺が壊してやる」

静かに、だが明確な怒りを有した言葉を投げかける。

恭介「……ッ!?」

さやか「や、やめて士郎さん!」

さやかが士郎の手を掴み恭介の腕を解放する。

解放された腕を見つめる恭介、その目には涙が流れている。

恭介「僕に……どうしろって言うんだよ……ッ!!」

恭介「もう一生動かないんだよ、僕の手は……奇跡か、魔法でも無い限り……!」

涙を流す恭介、そしてそれを見つめる士郎とさやか。

しばしの沈黙、その静寂を切り裂くように言葉を発する。

さやか「奇跡も、魔法も……」

士郎「ただ待ち望んでる人間に奇跡なんて訪れない」

さやかが目を見開く。

さやかの決意を遮った士郎の目は恭介の姿を見据えていた。


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