過去ログ - ほむら「今度こそあなたを救ってみせる」 士郎「……」
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63: ◆huW6MC36gk[sage saga]
2014/11/15(土) 23:43:36.13 ID:bA0KPsF6o
杏子「そこだァ!!」

手にした槍を力任せに投げつける。

体勢を崩した士郎にそれを避けきることは出来ず、士郎の右足を大きく抉る。

士郎「ガァッ!?」

杏子「まずは一つ」

この時点で士郎が圧倒的に不利なのは明らかであった。

元より人間と魔法少女、如何に士郎が幾度もの死線を潜り抜けたと言っても限界はある。

膝をつき崩れる士郎の眼前に杏子の凶刃が迫る。

杏子「悪いけど、しばらくは病院生活を楽しんでくれよッ!!」

杏子は槍を頭上に構え、迷うことなく士郎へと振り下ろす。

≪――――I am the bone of my sword≫

大きな土煙が上がる。

振り下ろされた杏子の槍は数多の剣によって獲物への道を塞がれていた。

杏子「チッ! しぶとい奴だな!」

士郎「生憎、しぶといのだけが取り得なんでね」

妙な感覚を感じ士郎から距離を取る杏子。

傷ついた足を引きずるように立ち上がる士郎。

その瞳は、劣勢である事をまるで感じさせないような力強い意思を秘めていた。


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