過去ログ - アナスタシア「可憐なる魔獣」
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38:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/11/18(火) 18:37:09.36 ID:nSDH/ToZo
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 「天上の抱き心地よ…………」
 (グリフォン、あったか?い♪)

 「後で、ココアを持って来ますね。舐めたら、めっ、ですよ。グリフォン」

 「フミー……」

窓際にお布団を敷いて、三人……二人と一匹? で、毛布に包まります。
ベランダ越しに見える南の空には、いくつも星が煌めいていました。

 「幾星霜を見届けられるのか」
 (いくつぐらい降るんだったっけ?)

 「降るのは50個くらいです。この部屋から見えるのは多くて20個くらい、かな?」

 「瞬く間の早業か。刮目せねば」
 (結構少ないんだー。見逃さないようにしなきゃっ!)

北海道と比べれば、まだまだですが。
夜に窓を開けていると、ひんやり冷たい空気がお部屋の中に入ってきます。
コンロにヤカンをかけると、私も毛布の中に潜り込みました。

 「ンン……やっぱり、蘭子もグリフォンもあったかい、です」

 「病魔にその身許す事無かれ、氷雪の姫よ」
 (風邪を引かないように気を付けないとね!)


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