過去ログ - 十神「愚民が…!」腐川「医者なら救ってみなさいよ、ドクターK!」ジェノ「カルテ.5ォ!」
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191: ◆takaJZRsBc[saga]
2014/12/23(火) 23:41:32.05 ID:f6LqqyTh0

               ◇     ◇     ◇


(なかなか良い汗をかいた。少し休もうかな)

(……そういえば、山田の原稿はどのくらい進んだのだろう)


KAZUYAは美術室に向かった。


― 美術室 PM3:49 ―


「おお、先生! 昨日の今日でもう僕の所に来るとは、さては原稿の続きが気になったのですかな?」

「まあ、そんな所だ」

「いやぁ、漫画に興味のない西城医師をここまで惹き付けてしまうとは、我ながらこの才能が恐ろしい!」

(本当は生徒達がモデルだから気になっているだけなのだが、それは黙っておくか)

「ずばり! 人気漫画には魅力的なライバルとヒロインが必要なのです!
 更に、この作品はRPGがモデルですので個性豊かな仲間達も必要となってきますな」

「フム、ライバルか……主人公の苗木のライバルだから、性格は反対のタイプの方がいいな」

「この作品の場合、ライバル兼相棒みたいな感じなんですけどね。誰だと思います?」

「相棒なら……桑田かな」

「正解! 流石西城医師ですな。僕達をよく見ています。では、今出来ている所までどうぞ」


渡された原稿をKAZUYAは読み始める。どうやら、謎の人物に王女が拐われるシーンからのようだ。


???『ヒフミン王よ、サヤカ姫は貰い受けるぞ!』

サヤカ『お父様! 私のことは気にしないでください! どうか、世界を……!』

ヒフミン王『サヤカアアアアア! ……クッ! 勇者に、世界の命運を担う者に託すしかないか……』

山田「僕は王様にしました。体格的にも丁度いいでしょうし。時々現れては主人公にアドバイスをするのです」

K「成程。姫は舞園か。まあ妥当だな」


場面は変わり、家でのんびりしていたマコトが唐突に拉致られてお城に連れて行かれた所に変わる。


ヒフミン王『という訳で、サヤカ姫を救い出して欲しいのです!』

マコト『いや、何が?! 僕は勇者の子孫の隣の家に住んでただけですよ?!』




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