過去ログ - 十神「愚民が…!」腐川「医者なら救ってみなさいよ、ドクターK!」ジェノ「カルテ.5ォ!」
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274: ◆takaJZRsBc[saga]
2015/01/11(日) 01:24:19.57 ID:RFcR24tX0

「何というか……ハマり役だな……」

「そうでしょそうでしょ?! ピッタリでしょう?! いやぁ、我ながら上手いデザインだと自画自賛ー。
 ちなみにセレス殿が持っているこのバラの鞭は僕がモノモノマシーンで出してプレゼントしたものです」

「絶対怒られると思って冗談で渡したのにまさかのお気に入りで、僕も時々シバかれます。まさしく悪女!」

(俺は何も言わないぞ……)


怒られると思ってそんなものを渡すのもどうかと思ったが、KAZUYAは半ば意地になって話を進める。


「ハァ……で、この二人は?」

「見ての通り十神白夜殿は魔族の王子です。腐川冬子殿は十神殿に密かに恋するメイドで、
 十神殿の役に立つため最終的には改造手術を受けジェノサイダーになります」

「三人もいれば十分じゃないか。なかなか個性も強いし」


事実、KAZUYAは十神一人に散々苦しめられてきた。セレスもあからさまな真似こそしないが、
絶妙なコンビネーションでKAZUYAの足を引っ張り、そこに腐川のネガティブな発言が
追い撃ちとなって一体何度追い詰められたかわからない。その苦い思い出が頭を掠める。


「駄目です。三人では全然足りませんね」

「足りないのか?」

「足りるワケないでしょう! セレス殿と十神殿はどう考えても中ボスじゃないですか! ボスの前には
 盛り上げ役となる前座がいないと! 僕が敵だったらセレス殿と組むことも出来たのですが……うーむ」

「ああ、成程。そういう……」

(任侠物で言う、組長の前に若頭、若頭の前に一般構成員……みたいなものか?)

「しかし、僕等をモデルにしている以上人数に限りもありますし……難しいですなぁ」

「フーム……」


KAZUYAは顎に手を当てながら生徒一人一人の顔を順々に浮かべていく。




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