過去ログ - 十神「愚民が…!」腐川「医者なら救ってみなさいよ、ドクターK!」ジェノ「カルテ.5ォ!」
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503: ◆takaJZRsBc[saga]
2015/03/22(日) 21:46:37.82 ID:tFDRzsn80

石丸「本当に……君はいつも大切なことを僕に教えてくれるよ、『苗木先生』」

苗木「ちょっ?! 何で今それが出るの?!」


石丸はたとえクラスメイトであろうと、自分が知らないことを教えてくれる人間を
先生扱いして有り難がる傾向がある。それはKAZUYAも知っているので特に何も思わないが、
本物の先生の前で先生呼ばわりされる苗木にとっては堪らないだろう。


苗木「は、恥ずかしいからやめてよ! 横にKAZUYA先生いるのに!」

石丸「何を恥ずかしがることがあろうか! 君という人間が友人で僕は誇りに思うぞ!」

K「そうだぞ。格好良かったじゃないか」

苗木「え、えっと……僕は別に、格好つけて言った訳じゃ……」

石丸「僕は君に勉強を教え、君は僕に勉強以外のことを教えてくれる。学友とは、そうやって研鑽し
    切磋琢磨し合うものだと思うのだ。迷っている僕の背中を押してくれたのは苗木君だからだよ」

苗木「いや、だから、そんな大したものじゃないというか。えっと……」

K「人より前向きなのがお前の取り柄なんだろう? そしてその前向きさは、
  時に周りの人間を励ましたり勇気を与えるということだ」

K「……良いことを教えてもらったな。俺も今度から苗木先生と呼ばせてもらおうか」

苗木「もうっ、絶対からかってるでしょ!」

石丸「僕は『マジ』だぞ!」

K「ウム、俺も大マジだ」

苗木「そんなことよりっ! 早く実習を始めましょうっ!!」


半分は本当なんだがな、とKAZUYAは笑いながら浴場を指した。


K「では、浴場に移ろうか」

苗木「えっ、大浴場の中でやるんですか?」

K「保健室の床を血まみれにしたくなかったからな。黒幕に見られているのも癪だ」

石丸「しかし、湿気があると細菌が繁殖しますし治療に向かないのでは?」




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