過去ログ - 十神「愚民が…!」腐川「医者なら救ってみなさいよ、ドクターK!」ジェノ「カルテ.5ォ!」
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671: ◆takaJZRsBc[saga]
2015/05/19(火) 21:38:53.77 ID:PZa+1bm70

一瞬己の耳を疑う。そして、ワンテンポ遅れて叫んだ。


「……ハァアッ?!」


ギョッとし、その勢いのまま思わず立ち上がる。


「な、何を言っているんだ君は……?!」

「ほんの冗談ですわ」

「冗談だとっ?!」


二度目の衝撃で思わず声が裏返りかける。しかし、KAZUYAの
そんな顔を眺めながらセレスは楽しげに笑っていた。


「冗談に決まっていますわ。それとも先生、まさか心当たりがおありで?」

「……ある訳ないだろう!!」


やっぱり苦手だ、この女……! と心の中で酷く毒づく。


「西城先生もそんな面白い顔をするのですね。良い収穫を得られました。
 こんなことなら写真に撮っておけば良かったですわ。ほら、こっちを向いて」


アルターエゴをKAZUYAが管理することになり、不要になったカメラは山田に返していた。
それを非情にもセレスが徴収したらしく、パシャパシャと不機嫌そうなKAZUYAを撮っている。


「……帰るぞ」

「まあ、お待ちになって。まだ何も話していないではありませんか」

「これ以上何を話すんだ……」

「素晴らしいお知らせです」

「知らせ?」


ろくなものではないだろうなと直感する。事実、彼にとっては心の底からどうでもいいことだった。




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