過去ログ - 十神「愚民が…!」腐川「医者なら救ってみなさいよ、ドクターK!」ジェノ「カルテ.5ォ!」
1- 20
691: ◆takaJZRsBc[saga]
2015/05/31(日) 02:19:10.06 ID:iCwha6G60

― 桑田の部屋 PM5:12 ―


「あー、久しぶりにがっつり打ってスッキリしたぜ!」

「別に俺でなくとも、例えば大神でも務まるんじゃないか?」

「大神かぁ。パワーは文句なしなんだけどさ、球技はイマイチとかでちょっとコントロール甘くて。
 その点、せんせーはストライクゾーンにしっかりバッチリ投げ込んでくるからな!」

「緊急時にメスを投げたりするから、コントロール力はそれなりに自信がある」

「へー、やっぱ医者ってメス投げたりするんだ?」

「いや、メスは本来投げる物ではないが……」


この話をすると大概の人間は驚いたり呆れたり場合によっては怒られることすらあるのだが、
漫画の影響なのか桑田にすんなり納得されてしまったため、自分でこっそり訂正する。


「ま、いいや。ほら、付き合ってもらった礼に茶でもどーぞ、と」

「お前が煎れた訳でもなかろうに」フフ


ペットボトルの緑茶をコップに注いで、二人は色々積もる話をする。


「舞園とは最近どうだ?」

「特に問題なくやってるぜ? パーティーの後も、時々ボイトレ付き合ってくれるし」

「フム、随分打ち解けたんだな」


前より会話が増えていたのはKAZUYAも知っていたが、パーティーの後も
自主的に会って練習しているというのは予想外だった。


「正直まだぎこちない時もあるけどよ。話さないともっと気まずくなるっしょ。
 ま、時間が解決してくれるってヤツ? 俺流にゆるーくかるーくやってこうっつーワケ」

「頼もしい限りだな」

(……良かった。実は心配していたんだ。舞園も無理をしがちだからな)


ほとんど顔に出さない舞園だが、今でも時折桑田の顔色を窺っている節があるのを
KAZUYAは知っている。だから、桑田の方から舞園に歩み寄ってくれて非常に助かったのだ。




<<前のレス[*]次のレス[#]>>
1002Res/658.81 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice