過去ログ - 十神「愚民が…!」腐川「医者なら救ってみなさいよ、ドクターK!」ジェノ「カルテ.5ォ!」
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72: ◆takaJZRsBc[saga]
2014/11/29(土) 21:29:54.32 ID:1eixEB9B0

「う……中年に、それもアタシなんかよりよっぽど汗くさそうなマッチョに
 臭いって言われるなんて! もう、もう終わりだわあぁぁぁ!」ウアアアア!

「別に君を臭いと言った訳では……」

(絶対俺の方が身綺麗にしていると思うのだが……あと俺はまだ中年ではない。そんな歳ではない)


しっかりと心の中で中年を否定する。それにしても、流石のKAZUYAも少し疲れてきた。
このまま話していても埒があかないと判断したKAZUYAは話題を変えることにした。


「そういえば、君の小説を読んでみたぞ」

「! へ、へぇ? どうだった訳……?」

(お? これは好感触か?)

「石丸の面倒を見ていた時、時間があったからな。普段は医学書と新聞しか
 読まないような俺だが、それでも君の小説は素晴らしいと思ったよ」

「ふ、ふふ……アタシの芸術がわかるなんて、見かけによらないのね……」

(これは、行けるか?)

「で、感想は?」

「流石に100冊近い量を読むのは無理だったから、代表作を10冊ほど読ませてもらったが
 切ない恋愛物が多かったな。読みながら、ふと昔を思い出したりしてしんみりさせてもらった」

「恋愛なんてまるで縁のなさそうなあんたにわかるの?」

「俺も大人だからな。色恋沙汰に全く縁がなかったという訳でもない」

「……!」

「どうかしたか……?」




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