過去ログ - 十神「愚民が…!」腐川「医者なら救ってみなさいよ、ドクターK!」ジェノ「カルテ.5ォ!」
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851: ◆takaJZRsBc[saga]
2015/07/21(火) 00:23:09.33 ID:F11QxauJ0


 !      ダ    ブ    ル    手    術    開    始      !



KAZUYAは十神と話しながらも、一切手を止めることなく器具の準備をし山田の気道を確保していた。


K「不二咲、そこにあるレスピレーター……人工呼吸器の電源を入れてくれ」

不二咲「これ、かな?」


KAZUYAの指示で、不二咲がレスピレーターの電源を入れ、大和田が側に運ぶ。


K(確認したが、予想通り山田の気管は非常に狭かった。何より、これだけの手術だ。
  すぐに意識を回復するか怪しいし、当分自力呼吸は厳しい。場合によってはこのまま……)

K(本来なら気管切開をしてカニューレを装着した方が良いかもしれんが、俺は山田を信じる!)


カニューレ:体腔・血管内等に挿入し薬液の注入や体液の排出に使うパイプ状の医療器具。
       今回は気管切開し空気の通路を確保するための気管カニューレを指している。

KAZUYAは通常の気管内カテーテルを熟練の技で気道に通し、酸素マスクとレスピレーターを繋げた。


K「次に、そこの心電図モニターの電源を入れてくれ」

不二咲「はい。えっと……これ、だね」


KAZUYAは山田の体に電極を取り付けた。モニタ画面に心電図を始めとした心拍数や血圧、呼吸数、
体温等のバイタルサイン情報が映り、心電図の定期的なグラフと共にピッピッという機械音が響く。


「…………!」


ピッピッ……ピッピッ……ピッピッ……ピッピッ……

誰もがテレビで目にした状況が実際に目の前に現れて、場が一層引き締まった。




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